那須の自然・歴史・グルメを満喫できるスポット！道の駅【明治の森・黒磯】

2024年4月26日にリニューアルオープンした道の駅「明治の森・黒磯」。

ここでは、道の駅ならではの地元特産品の購入はもちろん、併設のレストランで那須の食材を使った料理を味わえたり、広々とした芝生広場でのんびり過ごせたりと、さまざまな楽しみ方ができます。

さらに、敷地内には国の重要文化財に指定されている「旧青木家那須別邸」もあり、歴史と自然が融合した魅力的なスポットとなっています。

今回はそんな見どころがたくさん詰まった、道の駅「明治の森・黒磯」をご紹介します！

2024年4月にリニューアルオープンした道の駅「明治の森・黒磯」

1998年に開業した道の駅「明治の森・黒磯」は、建物の老朽化にともない建て替えが決まり、
2024年4月26日、ついにリニューアルオープンしました。

新しい施設は、道の駅とは思えないほど洗練されたデザインで、とてもおしゃれな建物になっています。

建物に一歩足を踏み入れると、まず目に入るのが「マルシェ」です。

ここでは、地元の農家さんが育てた新鮮な野菜をはじめ、乳製品や手作りの加工食品などがずらりと並びます。

館内にある「ミルク工房（乳製品加工所）」や「SWEET STUDIO（菓子工房）」で製造された商品もここで販売されており、素材の良さがそのまま味わえるのも魅力です。

さらに、地元出品者さん手作りのお惣菜や焼き菓子なども充実しており、どれも美味しそうで思わず手が伸びてしまいます。

旅の思い出としてぴったりな那須のお土産も揃っています。

マルシェの奥に進むと、落ち着いた雰囲気の「ダイニング」があります。

こちらでは、マルシェで販売されている食材を使った料理が提供されており、イートインスタイルでゆっくり食事を楽しめます。

規格外の野菜をロスにせず活用したり、乳牛の役目を終えた「経産牛」をメニューに取り入れるなど、食のサステナビリティにも配慮された取り組みがなされているのも注目ポイントです。

また、建物の外には、　「ミルクスタンド」があり、工房で作られたソフトクリームや牛乳を気軽にテイクアウトすることができます。

さらに、施設内には「明治の森コミュニティ」という休憩スペースも用意されており、購入した商品をその場で飲食することができます。

お買い物した商品をすぐに食べられるのも嬉しいポイントですね。

「明治の森・黒磯」は、敷地面積約7.5ヘクタールという広大な敷地を誇り、四季折々の自然を間近に感じられるロケーションも魅力です。

施設の周囲には開放感あふれる芝生広場が広がっており、ピクニックを楽しんだり、のんびりとお散歩したりと、思い思いの時間を過ごすことができます。

小さなお子様を遊ばせたり、愛犬とのお出かけを楽しんだりと、家族みんなでのんびりと過ごせる、癒しの空間です。

「明治の森・黒磯」の敷地内には、国の重要文化財に指定されている「旧青木家那須別邸」が併設されています。

この洋館は、明治時代にドイツ公使や外務大臣を務めた青木周蔵が、那須の地に建てた別邸です。

ヨーロッパ式の建築技術が取り入れられた趣ある建物で、1999年12月に国の重要文化財に指定されました。

現在は一般公開されており、実際に館内を見学することができます。

明治の空気を感じられるような、重厚で洗練された空間は、一見の価値ありです。

別邸の外には「ハンナガーデン」と名づけられた花畑も広がっています。

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この名前は、青木周蔵とその婦人との間に生まれた娘「ハンナ」から取られたものです。

春には菜の花、夏はひまわり、秋にはコスモスが咲き誇り、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。

別邸を背景にした花畑は、写真映えも抜群。訪れる人々にとって、人気のフォトスポットにもなっています。

今回は春先で、残念ながらお花の時期には少し早かったのですが、次回はぜひ、季節の花が咲くタイミングで訪れて、館内見学と写真撮影を楽しみたいと思います！