行楽の秋!
サークルや団体での旅行を検討している方も多いかもしれません。
都内から約1時間半で行ける那須は、サークルや団体での旅行にぴったりな観光地。
那須の自然を楽しむうちに、仲間との絆も深まるはずです。
今回は、サークル・団体で楽しむ秋の那須1泊2日モデルコースを紹介します。
大学生や社会人で、サークルや仲間同士での旅行を検討している方はぜひご覧ください。
サークル・団体観光で那須がおすすめな理由
サークル・団体旅行には那須がおすすめ!
那須には貸別荘が多く、グループで宿泊できる施設が多数あります。
また、都内から新幹線で約1時間、車でも2時間半ほどで行けるため、気軽に楽しめる旅行先として人気を集めています。
自然豊かな那須は、仲間との絆を深めるアクティビティも充実。
サークル・団体での旅行にうってつけの旅行先なんです。
那須の秋の天候や気温は?持ち物や服装を紹介
「秋」と言っても、那須では月によって大きく気温が異なるため、月ごとの気温や服装について紹介します。
9月の那須の気温と服装
都内ではまだまだ残暑が厳しい9月ですが、那須ではすっかり秋らしくなってきます。
日中の平均気温は24℃程度でTシャツ1枚で快適に過ごせますが、朝晩は一気に気温が下がり、10℃前後になることも。
寒暖差が激しいので、Tシャツの他に軽い羽織ものを用意しておくと安心です。
また、9月でも高原地帯ではさらに気温が下がります。
「那須どうぶつ王国」「那須ロープウェイ」などの高原地帯にある人気観光地に向かう際は、長袖に羽織ものをプラスして、寒さ対策をしていくのがおすすめです。
10月の那須の気温と服装
紅葉が見頃を迎える10月。那須は本格的な秋を迎えます。
10月の平均気温は約19℃と、都内に比べたら少し肌寒く感じるかもしれません。
日差しが出ている間は秋の陽気を楽しめますが、朝晩はかなり冷え込みます。
日中は長袖1枚で過ごせるものの、ジャケットやストールなどで調節するのがおすすめです。
また、「那須平成の森」や「那須ロープウェイ」といった紅葉の名所は高原地帯にあり、市街地よりもさらに寒くなるため、訪れる際はニットやコートを持参すると安心です。
山の天気は変わりやすく、突然雨が降ったり風が吹いたりすることもあるため、紅葉スポットに行く際は雨具を持参し、足元は歩きやすいスニーカーなどにするのがおすすめです。
11月の那須の気温と服装
11月の那須では、山間部では雪が降りはじめ、冬がもうすぐそこまでやって来ています。
この時期の那須の平均気温は13℃と、寒さを感じる気温になってきます。
比較的暖かい市街地でも冬のような寒さになる日があるため、服装はセーターや厚手のコートがおすすめです。
11月以降に高原地帯や山間部を訪れる場合は、ダウンジャケットに加え、マフラーや手袋などの防寒具もあると安心です。
また、お店や施設によっては11月下旬から冬季休業に入ることもあり、目当ての施設がある場合には事前に休業情報をチェックしておくのが良いでしょう。
牧場!温泉!ハイキング!サークルで行く秋の那須1泊2日モデルコース
秋の那須を楽しむモデルコースを作成しました。
今回は、サークル・団体旅行を想定して、仲間と一緒に訪れたい人気観光地をチョイスしました。
1日目
9:30 那須に到着
10:00 那須千本松牧場へ
12:00 牧場内でランチ
14:00 那須テディベアミュージアム
18:00 那須街道で夕食
19:30 コテージ・PTBNasuMachiに到着
2日目
9:00 那須平成の森でハイキング
12:00 那須街道沿いでランチ
14:00 日帰り温泉
18:00 帰宅
上記は目安なので、予算やスケジュールに応じて内容を変えてみてください。
それでは、モデルコースを詳しく見ていきましょう!
1日目:牧場&ワークショップで那須を体験する1日
1日目は体験型施設を訪れて、仲間との思い出を作る1日に。
牧場&ワークショップで、那須らしさを体験する1日にしましょう。
9:30 那須に到着
9:30頃に那須に到着するよう、新幹線または車で那須に向かいます。
那須は公共交通機関があまり発達していないため、車移動が便利です。
新幹線で向かう方は那須塩原駅で降りた後にレンタカーを借りましょう。
自家用車で向かう方は東北自動車道の那須ICで降りて、那須のメインストリートである那須街道に入ります。
紅葉シーズンは道が混雑するため、時間に余裕を持って行動しましょう。
10:00 那須千本松牧場へ
まずは、那須ならではの自然が楽しめる那須千本松牧場へ!
西那須野塩原ICから2分の場所にあるので、車で那須に向かう方は高速を降りてそのまま向かっても◎。
東京ドーム176個分の面積を誇る広大な敷地で、500頭の牛を育てています。
1日9トンもの生乳を生産する牧場でありながら観光地としても人気で、乗馬や餌やりといった牧場体験から、広大な敷地でのサイクリング、アーチェリーやトランポリンといったアクティビティまで、さまざまな体験が用意されています。
入場料・駐車場代は無料で、広大な敷地内を散策するだけでも楽しめます。
施設名 | 那須千本松牧場 |
住所 | 栃木県那須塩原市千本松799 |
詳細 | https://www.senbonmatsu.com/ |
12:00 牧場内でランチ
牧場内には4つのレストランがあるので、ここで1日目のランチをいただきましょう。
「グリルハウス」は、1965年から本州最古のジンギスカンを提供しているお店。
「ジンギスカン(特選ラムセット)」は、新鮮な野菜とラム肉が自慢の看板メニューです。
「ファームレストラン」では、ビストロ顔負けの絶品料理を提供しています。
オムライスやカレー、ハンバーグといった定番メニューがメインですが、とれたての卵や新鮮な野菜を使っているのでワンランク上の味わいです。
和食好きの方には「食事処 もみじ亭」がおすすめ。
熟練の職人がこだわり抜いて作る手打ちそばが人気で、天ぷらやかき揚げもおいしいと評判です。
「千本松牧場ソフトクリームショップ」では、しぼりたての生乳を使った牧場名物「千本松ミルク」をはじめとするソフトクリームを楽しめます。
ヨーグルトやサンデーなどもあり、食後のおやつや散歩中の休憩におすすめです。
14:00 那須テディベアミュージアムでワークショップ
千本松牧場で自然とのふれあいを楽しんだ後は、那須テディベアミュージアムに移動して癒し空間を楽しんでみては?
那須ファミリーロード沿いにあるレンガ作りの洋館で、豊かな木々に囲まれた美しい建物です。
テディベアが持つ癒しの力やぬくもりを伝えるために開館したこのミュージアムでは、数多くのテディベアが展示されています。
世界中を最も多く旅した「テディ・エドワード」をはじめ、1910年頃に製作された「Circa 1910 Steiff」、1940年頃の「Circa 1940 Suhuco」など、他では見ることができない貴重なアンティークテディベアを見ることができます。
また、特別展示「となりのトトロのぬいぐるみ展」が開催されており、トトロの世界に入りこめるとあって大人気!
自分だけのぬいぐるみを作れるワークショップも開催されており、予約が取れないほど人気なので、気になる方はHPやSNSをチェックして早めに予約してから向かいましょう。
【ワークショップ在庫状況のお知らせ】
— 那須テディベアミュージアム (@NasuTeddyBear) July 3, 2024
2024年7月3日現在のワークショップ在庫状況です。
現在お品切れはなく全てお作りいただけます。
ご予約は那須テディベア・ミュージアム0287-76-1711で平日10:00〜16:00の受付となります。
また、在庫のお取り置きは行っておりませんので、予めご了承下さい。 pic.twitter.com/RFNdENamB5
施設名 | 那須テディベアミュージアム |
住所 | 栃木県那須郡那須町高久丙1185-4 |
詳細 | https://www.teddynet.co.jp/nasu/ |
那須テディベアミュージアムの詳しい記事はこちら↓
18:00 那須街道で夕食
那須のメインストリートである那須街道には、数多くの飲食店がひしめいています。
夜遅くまで開店しているお店が少ないため、早めに夕食を済ませておくのがおすすめです。
秋の観光シーズンはお店が混雑しているため、団体や大人数で訪問する場合は事前に予約しておくと安心です。
過去に那須町DIARYで紹介したお店の中から、団体やサークルにおすすめの飲食店をピックアップしました。
8餃子(エイトギョウザ)
那須街道沿いにある人気中華料理店、8餃子(エイトギョウザ)。
中国人シェフが作る本格的な中華料理がコスパ良く楽しめるお店です。
チャーハンや炒め物は大皿で提供されるので、大人数でのシェアにぴったり。
店名にもなっている名物「エイト焼き餃子」はぜひ食べていただきたい一品です。
ジョイア・ミーア 那須本店
イタリアンレストラン・ジョイア・ミーア那須本店は、天皇ご一家が訪問されたこともある那須の名店。
地元産の食材を使い、高品質で本格的なイタリアンを楽しめるお店です。
ピザやパスタ、前菜やサラダなど、なにを食べても美味しいと評判で、観光客だけでなく地元の方からも人気を集めています。
予約ができないため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
19:30 コテージ・PTBNasuMachiに到着
食事を終えたら、コテージに移動して1日の疲れを癒しましょう。
サークルやゼミ合宿などで利用する場合には、騒音を気にせず、プライベートを保てるコテージ(貸別荘)がおすすめ!
今回紹介するのは、那須サファリパークのすぐ近くにあるコテージ・PTBNasuMachiです。
那須主要部へのアクセスが良い立地にあり、7名まで宿泊できる「ToriCommons」と、5名まで宿泊可能な「Kaon」の2棟からなるコテージです。
1棟ずつ借りることもできますが、大人数の場合は2棟まるごと貸し切れば最大で12名まで宿泊できます。
プライベートなコテージで、1日目の疲れをしっかり癒しましょう。
2日目:那須の伝統と自然を満喫する1日
2日目は那須の伝統や自然を満喫する1日に。
ハイキングや温泉を通して、那須の魅力を感じられるコースにしています。
9:00 那須平成の森でハイキング
2日目は、秋の旅行に欠かせない紅葉狩りからスタート。
那須平成の森は、那須御用邸の敷地の一部だった土地を、天皇陛下御在位20年という節目の機会に、国民が直接自然に触れ合える場として整備した公園です。
長い間御用地(天皇家が所有する土地)として管理され、人が自由に立ち入ることがなかったため、ブナの自然林や貴重な生態系が残されています。
一般客が立ち入ることができるのは、「ふれあいの森」と「学びの森」という2つのエリアに分かれています。
「ふれあいの森」は観光客が自由にハイキングや散策が楽しめます。
自分のペースで自由にハイキングしながら紅葉を楽しみたい方は、「ふれあいの森」がおすすめです。
一方「学びの森」は、「インタープリター」と呼ばれる専属ガイドと一緒に歩く「ガイドウォーク」に参加しなければ入れないエリアです。
那須の自然や生態系についてより深く知りたい方は、こちらのコースに参加するのがおすすめです。
ガイドウォークは予約制なので、旅行日程が決まったら早めに予約しましょう。
施設名 | 那須平成の森 |
住所 | 栃木県那須郡那須町高久丙3254 |
詳細 | https://nasuheisei-f.jp/ |
12:00 那須街道沿いでランチ
ハイキングで疲れた後は、那須街道でランチを楽しみましょう。
那須の自然について学んだ後なので、地元産の食材を使用しているレストランを訪れてはいかがでしょうか?
地元の食材を使ったレストランを紹介します。
ステーキハウス寿楽
ステーキハウス寿楽は、栃木県のブランド和牛「とちぎ和牛」を食べられるお店。
本格的な和牛ステーキが2,000円から食べられるとあって、コスパの良さで人気を集めています。
行列ができる人気店ですが予約はできないので、時間に余裕を持って訪れましょう。
那須高原バル
那須街道沿いのカジュアルレストラン・那須高原バルは、地元の食材にこだわった料理が楽しめるお店。
那須高原和牛や栃木県のブランド豚・ヤシオポーク、那須御養卵や那須産の野菜など、地場産品をメインに扱っています。
那須の恵みを味わいたい方は、このレストランがおすすめです!
14:00 日帰り温泉で体も心も癒す
ハイキングとランチの後は、日帰り温泉で疲れを癒しましょう。
実は、那須は関東でも有数の温泉地。
那須一帯の温泉地は全部で12個あり、「那須温泉郷」と呼ばれています。
その歴史は飛鳥時代の630年にまでさかのぼり、江戸時代には俳人の松尾芭蕉が那須湯本温泉にある殺生石を訪れて句を詠んでいます。
12ある温泉のうちのいくつかは山奥にありますが、那須湯本温泉や新那須温泉、大丸温泉などは車で行ける場所にあり、日帰り温泉でも入浴可能です。
帰りの時間に遅れないように気をつけながら、温泉で疲れを癒しましょう。
18:00 帰宅
那須温泉郷で疲れを癒したら、いよいよ帰る時間です。
レンタカーを借りている方は那須塩原駅周辺で返却し、新幹線に乗り換えましょう。
車で来た方は、道中気をつけて自宅まで帰ってくださいね。
紅葉シーズンは道が混雑するため、時間に余裕を持って帰路につきましょう。
まとめ
この記事では、学生旅行や団体旅行におすすめの那須1泊2日モデルコースを紹介しました!
秋の那須は紅葉が美しく、涼しく過ごしやすい気候で、観光にぴったりのシーズンです。
この時期、観光スポットや宿泊施設、道や飲食店はどこも混雑するので、予約が可能な場所はできるだけ予約し、時間に余裕を持ってコースを組んでおくことをおすすめします。
今回紹介したコテージ・PTBNasuMachiのご予約は下記リンクから、もしくはinfo@placetobe.tokyo へお問い合わせください。
【ToriCommons】airbnb.jp/h/ptb-nasumachi-toricommons
【Kaon】airbnb.jp/h/ptb-nasumachi-kaon