那須に新たな人気スポットが登場!
たぬき社は、那須の老舗稲作ファーム「稲作本店」が手がけるバームクーヘン&ジェラートのお店です。
米粉を使った絶品スイーツを楽しめる新スポット・たぬき社を紹介します。
那須の新スポット!お米屋さんが作る米粉スイーツ

たぬき社は、那須町寺子乙に2024年12月にオープンした、バームクーヘンとジェラートのお店です。
那須の稲作ファーム「稲作本店」を営むご夫婦が新たにオープンしました。
店の看板メニューは、バームクーヘン「たぬクーヘン」と、ジェラート「たぬジェラ」の2つ。
どちらの商品にも、稲作本店で生産しているお米から作った米粉が使われています。
那須の雄大な自然の中で、那珂川の清らかな水を使って無農薬・減農薬で育てた自慢のお米です。
お店は、那須の豊かな自然を感じられる場所にあり、今にもたぬきが出てきそうなのどかな雰囲気が流れています。
敷地内を自由に散策できるので、那須のゆったり流れる時間を楽しめるのも嬉しいポイントです。
ちなみに、「たぬき社」という名前の由来が気になる方は多いと思います。
たぬき社がある集落は「狸久保(むじなくぼ)」といい、住民から「たぬきの郷」と呼ばれていることから、「たぬき社」と名付けたそうです。

しっとり・ふわふわが選べる「たぬクーヘン」

お店は2棟に分かれており、大きい方のお店で「たぬクーヘン」を販売しています。
綺麗なひび割れが印象的な土壁は、稲作で使う赤土にもみ殻や藁を混ぜ込み、ご夫婦が自ら塗ったといいます。

田面のヒビがイメージされているそうです。

自然にまつわるさまざまなモチーフが飾られた店内は、見ているだけでも楽しめます。

「たぬクーヘン」は、「しっとり」と「ふわふわ」の2種類から選べます。
「しっとり」は、バターをふんだんに使い、洋酒をきかせた大人向けの味。
「ふわふわ」は、米粉の口当たりの良さを活かしたふっくらジューシーな仕上がりです。
連日売り切れが続く「たぬクーヘン」ですが、今回は運良くどちらもゲットできたので、のちほど味について詳しくレポートします!
米粉を使ったジェラート「たぬジェラ」

2棟のうち、小さい方のお店では「たぬジェラ」を販売しています。

季節のフルーツと米粉を組み合わせ、本場イタリアのジェラートマシンを使って丁寧に作っているジェラートです。
この日は、「米粉チョコ」「ミルク」「みかん」「甘酒ミルク」「いちご」「さつまいもミルク」の6種類が販売されていました。

旬の素材を使うため、フレーバーは季節によって変化するようです。
今しか楽しめない旬の味を味わってみてください。
今回は「たぬジェラ」も食べることができたので、味や価格についてのちほど詳しく紹介します!
たぬクーヘン&たぬジェラを食べてみた!
たぬクーヘン(しっとり)


バターをたっぷり使用した、しっとり食感のバームクーヘンです。1ホール税込¥1,700。
ほんのり香るラム酒が上品な風味をプラスしています。
ラム酒の香りは強すぎないので、お酒が苦手な私でも美味しくいただけました。
米粉を使用しているため、軽やかな口当たりが特徴です。
一口食べると、ついつい手が止まらず、1ホールもあっという間に食べてしまいそうな美味しさでした。
たぬクーヘン(ふわふわ)


みんなが大好きなふわふわ食感のバームクーヘンです。1ホール税込¥1,600。
しっとりタイプとは異なり、外側は砂糖でコーティングされ、ほどよい甘さと食感のアクセントが楽しめます。
小麦のバームクーヘンに近い味わいながら、やはり米粉ならではの軽やかな口当たりも感じます。
お子様がいるご家庭への手土産にもぴったりな一品です。
カップクーヘンとコーヒーのセット

しっとり・ふわふわ2種類のたぬクーヘンの食べ比べができるセットです。お値段は税込¥750。
+¥50でカフェラテに変更もできます。店内かお店の外で食べることができます。
食べ比べて、お気に入りの味をお土産にするのもおすすめです。
たぬジェラ

ダブルとトリプルの2サイズから選べます。ダブルは税込¥550、トリプルは税込¥600です。
特選フレーバーを選ぶ場合は、どちらも+¥50となります。
小学生以下のお子様には、2種類のフレーバーが楽しめるキッズサイズも用意されています。
ギフトやお持ち帰り用の購入も可能です。

今回はダブルサイズで「米粉チョコ」と「ミルク」を選びました!
米粉チョコは、カカオ70%の高原クーベルチョコを使用。濃厚なチョコの風味が楽しめつつ、米粉のマイルドさが加わることで、後味はさっぱりとしています。
ミルクは、那須の新鮮な牛乳を使用したシンプルなフレーバー。ミルク本来の優しい甘さと、米粉ならではのなめらかな口当たりが楽しめます。
そのほか、「さつまいもミルク」は店主のお母様が育てたさつまいもを使用、「いちご」は栃木県伊王野産のいちごを使うなど、魅力的なフレーバーがたくさんありました!
次回は、ぜひ別のフレーバーにも頼んでみたいと思います!
たぬき社の魅力は広大なお庭にも!

たぬき社は、お店の外の広大なお庭も魅力的です。
店主の井上さんにお話を伺いましたが、この敷地はもともとアスパラ農園だったそうです。
そこを開拓し、ベンチを設置して、お客様がくつろげる空間を作られたそうです。

夏には、ここからりんどう湖の花火を楽しむこともできるそうです。
ベンチに座ると、井上さんが営む田んぼを見渡せる絶好のロケーション。

「田んぼの景色をぜひ楽しんでほしい」との想いから、この場所にベンチを設置されたそうです。
たぬき社を訪れた際には、ぜひベンチに腰を掛けて、のんびりと景色を楽しんでみてください。
店舗情報
店名 | たぬき社 |
場所 | 栃木県那須郡那須町寺子乙1538-2 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
定休日 | 火・水・木 |
TEL | – |
公式HP | https://tanukisha.com/ |
金・土・日・月の週4日間の営業。JR高久駅から車で約5分の場所にあります。
「たぬクーヘン」は売り切れてしまうこともあるため、確実にゲットしたい場合は早い時間の訪問がおすすめです。
